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2010
01
23

英王室海軍の底力を、思い知らせてくれる

「碧海の玉座1」横山信義著 中央公論新社

碧海の玉座 1 (C・Novels 55-65)碧海の玉座 1 (C・Novels 55-65)
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横山 信義

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アマゾン画像遅いよ! なにやってんの!

仕方ないので撮影。
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第一次大戦終了後のパリ講和会議での「四国干渉」から、日本は南洋委任統託地を放棄させられた世界。
英国と合衆国は南洋の覇権を巡り利害が衝突、一触即発の情勢が生まれる。
豪州は英連邦からの独立を目指す親米派と親英派に分かれ、国を二分する総選挙が行われようとしていた矢先、タイ王国への海防艦の納入の帰路、「青葉」を旗艦とした帝国海軍派遣艦隊はシャム湾で謎の潜水艦から雷撃を受け、居合わせた英国海軍の巡洋艦部隊と誤解のままに武力衝突。報復として海南島を武力制圧せんと英国は「フッド」級‘戦艦’二番艦、「フランシス・ドレーク」を海南島へ向かわせた……

迎え撃つ第二艦隊、吠える40cm砲!
そしてワシントン条約をくぐり抜けて生き残った「加賀」「土佐」!
暗躍する謎の国籍不明潜水艦!
外交官たちは必死に全面戦争を避けるべく、且つ自国に有利に交渉を進めるため交渉に全力を挙げ、大英帝國、大日本帝国、アメリカ合衆国の三国が、豪州を巡って火花を散らす!

というわけで、飲み会終了後にたまたま立ち寄った本屋で発見。帰るなり酔っぱらったまま速攻二時間で読破。
熱い! これ熱いですよ横山先生。何気なくワシントン会議の内容ひん曲げて、フッド級を40cm砲搭載の‘戦艦’にしていたり、「加賀」「土佐」が竣工していたり。
そして武力衝突しながらも、三竦みの状況で誰もが全面戦争に踏み切れない緊迫感。
「四国干渉」の反省からか、妙に粘りを見せる日本外務省とか(笑)

ただ日本が勝てばいいという架空戦記ではなく、こういう紛争ものが地味に好きだったりします。
谷甲州著の「第二次オホーツク海戦」とかね。そういう系統の話。
いや、無論次巻以降は怒涛の大艦巨砲小説なんでしょうが(笑)それはそれで。

因みにやっぱりタイ王国に納品した海防艦って「メークロン」なのかな(笑)




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