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2009
11
19

敷設艇 怒和島の航海

「敷設艇 怒和島の航海」 白石良著 元就出版社

敷設艇 怒和島の航海敷設艇 怒和島の航海
(2005/01)
白石 良

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まさしく獅子奮迅。敷設艇として命を受けた「怒和島」は、その生涯の大半を本来の使われ方ではない船団護衛、いわゆる海上護衛戦に費やす。それはシーレーン防衛を軽視した帝国海軍の‘ツケ’を払い続ける小艦艇の意気地と誇りある戦いの日々!
そして名艦長の下、完璧に整備されたスペック以上の実力を発揮するフネと、乗組む練達の勇士たち。その最後の瞬間まで、怒和島は全力で戦い続けた。

素晴らしい。日本の末期戦というと悲壮な状況と追い詰められた精神論が通り相場ですが、そういった湿った空気ではなく、乾いた哀しさの中に、必死に生き残ろうとする人とフネの物語。
バラストタンクを改造して燃料タンクに、航続力を一気に増大させたり、爆雷漁で得た鯛と交換に機銃を独自に積んで、対空攻撃力を増加したり。連合艦隊所属艦では堅苦しくて出来なかったことを、さらりとやってしまう創意工夫。そして、ユーモアを常に忘れない、スマートなネイビーまさにここにありという姿。
まさに、海軍。これぞ、海軍。
「すべてを冗談と思えない者は、入隊することなかれ」
英国海軍の慣用句が、こんなに似合うフネはなかなかありませんよ。


現在建造中の敷設艇を「怒和島」にすることを決定させた一冊です。
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