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2009
10
18

工作艦「明石」竣工

十年前の宿題その?をようやく竣工させました。
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思い起こせば十年前、「明石だ! すげー! これは造らねば」と思って購入、組み立てて甲板まで塗装したまま、私の第一次建艦時代は終わりを告げたのでした。引っ越しや長年の放置にもかかわらず、その姿を保ったままで再び建造を再開できたことは、「明石」の艦魂と、御覧になられている皆様のお力だと思います。

真上から
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工場部分
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右側面
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右側面アップ
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艦首部分
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マストは破損して行方不明だった為、ジャンクから置き換え、塗装は筆塗りで仕上げました。いさかか厚ぼったい塗りになったので、覚えたばかりのエナメルウォッシングを敢行。真っ黒になった状態から磨き上げて、工場特有の機械油に黒ずんだ感じを出そうと心掛けました。写真は若干露出を弄ってあるので明るめに見えます。

……エナメル溶剤でクラクラしたりしましたが。大型艦のウォッシングはマンションでは危険かも。

昔勤めていた会社は整備工場が併設されており、その独特の汚れと油の匂いが今でも懐かしく思い出されます。工場の菜っ葉服の整備員さん達は、気は荒いし乱暴でしたが、根は優しくて機械のことになるとものすごく繊細な人ばかりだったのが思い出されます。

手を入れた部分はほぼない素組みです。鋼のワイヤーが似合いそうだったので、クレーン部分に加工してみました。今ならエッチングを使うとか、稼動させようと企むとか色々できそうな気がしますが、当時はただもう造るだけでいっぱいいっぱいでした。なので、今回はその状態を活かして、手を加えるのをやめました。また機会があればもう一隻造ってみたいですね。

平時には帝国海軍の工廠作業の40%を一艦で引き受け、鋳造・溶接・木工・塗装・旋盤・組立・銅工・電気・さらには青写真室まで、と国内唯一の機械すら備えた優秀な船でした。
戦時にはトラック泊地に進出し、前線で傷ついた艦の応急修理に活躍、一説には米軍はその存在に気づき、継戦能力を断つためにつけ狙っていたという程の実力の持ち主。
華々しい前線での戦果はないとはいえ、修理して蘇らせた・救った船の数こそが明石の戦果。
1944年、3月30日のパラオ泊地空襲で敢え無く撃沈されますが、その力は最後まで、帝国海軍の艨艟を支え続けた、影の実力者でした。



艦魂は「ナースウィッチ小麦ちゃんまじかるて」のこむぎでしょうか。え? あれはナースじゃない?
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